最近、ヨルゴス・ランティモスにどっぷりハマっていて、その中でも今作凄く好きだったので記録。(他の作品もどれも好き…フランケンシュタインも楽しみです。)
こんな完璧なホラー見たことないと思うぐらい、素晴らしかった。冒頭からただもんじゃないなと思わせる描写。
パニックホラーとは違い、ゆっくりと謎と不快さが押し寄せてきて、胸がずっとザワザワする。青年のスパゲッティの食べ方ひとつとっても、あの嫌な感じ、上手い。
映し出される映像は息を呑む美しさ、そして内容も描きすぎていないところがまた好き。人間の醜悪さをひしひしと感じる作品でした。
個人的に、ニコール・キッドマンが母というより女を見せるところがゾッとしました。
こんな作品に出逢ってしまうからホラー観るのは辞められません。
