odorukazu

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのodorukazuのレビュー・感想・評価

3.5
色んな方のレビューをみて気になっていた作品。
怖い系のホラーだと思ってましたが
不穏な雰囲気の心がやられる胸糞系でした。

出演者もコリンファレルとニコール・キッドマンの夫婦に怪しい青年役でバリーコーガンと豪華。
顔のアップとバックショットを引きでみせる演出を多用し映画の絵作りはとても良く好みでした。

最初から内臓(心臓)のアップが写しだされそこから気持ち悪いが何故か引き込まれる。
物語は心臓外科医と少年との交流からはじまるが
なにやら不穏、あれストーカーされてる?と思いきや子供たちが犠牲に。。

なんの呪い!?と思ってみてたけど
そんな事より今作は家族の自分勝手な心情描写が
キモでそこが気持ちわるく不快。
バリーコーガン演じるマーティンも怪しさ全開で
そこが見ごたえありでした。


目隠しして家族ロシアンルーレットは異常だけど
この映画でしか味わえない衝撃胸糞シーンで
これも貴重な映画体験と後から思えた。
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