tom

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのtomのレビュー・感想・評価

3.9
全体に漂う不穏な空気そして時々エロティック。手術の失敗で父を亡くした少年の執着心。執刀医は自責の念からフレンドリーに接し、彼も医師を父親のように慕っていた様子だったが突然の「代償」という恐い発言。「精神的に病んでいる」では済まされない言葉が現実となる。医師の子供たちに謎の症状が表れ、あらゆる手段を尽くしても解明できない。例えばどうしても家族の誰かを犠牲にしなければならないなら末っ子になるのか。「鹿」にはどんな意味合いがあるのか知りたい。
tom

tom