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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのktyのレビュー・感想・評価

4.0
コリン・ファレル演じる心臓外科医と妻のニコール・キッドマンそして二人の美しい子供たち。四人の幸せな家族にもたらされる悲劇。

カメラの忍び寄る動きと、不穏な、感情を廃したワンショットのような劇伴が、イヤなミステリー効果をあおる、素晴らしい演出。

イヤなのに見入ってしまうのは、一体次に何が起きるか予見できない物語の展開と、作り込まれた脚本、それを忠実に演じる役者の力量。

画面の色彩構成、緊張感の持続する構図が完璧で唸らされます。

サイコスリラーの傑作では?
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