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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのTOTのレビュー・感想・評価

3.8
監督前作『ロブスター』以上にシンプルな骨格の悲劇(喜劇)。
物語に捧げられた台詞を的確に話す役者、劇的な音楽と音響、ロングショットからのスムースズームインや水平移動に監視カメラみたいなワイドレンジなどティミオス・バカタキスの神視点めいた撮影が、問答無用のオカルティック不条理ムードを盛り上げる。
16歳の少年を演じるバリー・コーガンの圧倒的なヤダみにひれ伏そう。‬
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