長谷川朗

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアの長谷川朗のネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

籠の中の乙女、ロブスターと、監督独特のルールの世界を描いてきて、フィクション感の強かった前2作と比べてリアルな世界を描いてるかと思いきや…。
ダンケルクでも印象に残るバリー・コーガンの怪演が素晴らしい!
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・ダノを彷彿もさせるやばさ。

昨日みた『パーソナルショッパー』の流れで、観たのもよかった。
リアルな世界観の中にスピリチュアル。聖なる鹿殺しは呪い。
全体的として胸糞悪い感じ、不穏感が続くのだけれど、見入ってしまううまさ。
キューブリックの後継者的立ち位置はポール・トーマス・アンダーソンとこのヨルゴス・ランティモスかなと。
あとお姉ちゃんが、トゥモローワールドのあのロボットの子だった!
そしてバリー・コーガンのお母さん役アリシア・シルヴァーストーン!
長谷川朗

長谷川朗