犬、海老ときて鹿ですわ。
大好きです!!
犬(邦題「籠の中の乙女」英題「DOGTOOTH」これだけ動物タイトルで来るなら一作目も揃えた方がよかったね!まあ「犬歯」なんて映画誰も見に行きそうにないけどw)はあれだっけ?アカデミー外国語映画賞だっけ?日本に来るまでかなり時間がかかりましたが、相当怪作だし、海老も美味しく頂いたけど、犬より海老より段違いで、鹿が好きですね。
でも、いろんなフィルターかかってるので、これと「ビガイルド」はセットで見るのが正解だと思います。
ファンタビのビジュアルが出ていることですし、撮影はたぶん鹿→「ビガイルド」→「ファンタビ」だと思うんですよ。
だからぶっちゃけこのコリン・ファレルはだらしない・・・海老の時の枯れた感じが絶妙に近いというか。
たぶん「ビガイルド」のためにコリン・ファレルがした努力は計り知れない・・・あ、涙が・・・。
鹿はさぁ、コリン・ファレルが死ねよ!って感じじゃん正直。
(しかしそうはできないあるクレバーなルールが設けられておりまして)
ていうかそういう方向に奥さんがいくのかと思ったらいかないんだもん。
だから超しっくりこないんですよ。
超感じ悪くて、なんでやねん!て方向にしか話がいかないとこが、超いい!!とw
どこに行き着くのかまるで見えない。
なぜならこの問題の少年、マーティンことバリー・コーガンくんが何考えてるのか、何でその行動に出るのか、ちょっと理解しがたいんですよどう考えても。
どう見てもアメリカンティーンには見えないチャヴ系だ、と思って調べたらアイルランド人じゃんw
で、コリン・ファレルだから完全にイギリスが舞台だと思ってました。前半は特に車は出てくるのに微妙に運転席も道路も見えないんだもん!
これわざと、ですよね?
結構長い間、コリン・ファレルの愛人だと思ってたw
だって、最初は甘えてるように見えるし、最初はコリン・ファレルにも気遣いが見られるんですよ。
それが、だんだん
ん?
んん??
んんん???
と彼の行動とコリン・ファレルの変な感じが強調され、セリフで言っちゃいますね。訳はちょっと違うんだけど、結構ダイレクトなこと言うのですが、それでもまだ愛人説を捨てない私の何でも自分の都合のいいように解釈するとこねw
このマーティンて不思議な魅力がありますね。ていうかなんかすごいよね。雰囲気が。
はっきり狂気が見えるのにその狂気が魅力にもなっているし、言っていることはこの映画の登場人物の中で一番正論、という・・・ようは守るものがある人ほど、追い詰められると何をするかわかんないし、その行動はどんどん人として狂っていくのに正義ヅラするんですよね。
そして、ああ、それだけはやめて・・・という方向にしか進まない・・・このどうしようもできない地獄感、大好きだ!!
ラストのあの勝った!って顔ものすごーーーーーーーーくイラっとした!!
家帰って「クルーレス」見ながらボロネーゼスパゲッティ食べましたw
やるよねーやる!!
スパゲッティ食べたくなるし、何と言ってもアリシア・シルバーストーンですよ!!久々に見た!えっ、、、そりゃ歳はとってるけど、めっちゃ変わってなくね?
シェールまんまでした★
何だろう?
えーっと犬がギリシャ映画だったからこの監督はギリシャ人かな?あまりにも日本に来ないので、もう英語字幕でいいか・・・となりそうになった時にせめてドイツ語・・・とか思った記憶が・・・ってドイツ語もわかんねえよw
いやー犬の時から思ってたのですが、建物の中にいる場面が特に美しいですね。
外ロケより断然室内。
それも光が入る室内、入らない室内、問わずどちらもとても美しい。
画面の中の設計、ライティングなどがとても秀逸だと思います。それは作品を重ねるにつれ、どんどんブラッシュアップされ、より完成度を増していってる。
だから今作は最高なんだよ!!
そして畳み掛けるように不穏感を煽る音楽・・・うーんセンスいー!!
新
日本語字幕:井ノ迫 純子