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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのmiyuのレビュー・感想・評価

4.2
もぅ、ホントに強烈。。。
輪をかけて 音楽が、不安や恐れや恐怖を掻き立てて…

この映画は、何も知らないで見た方が良い映画だ🎬

以下 ネタバレ的な…











『ロブスター』も以前、映画館で見たが
思わぬ方向へ話はドンドン進み、結局、この映画では究極の愛を見た…
って ワタシは思ったが…
本作は、対極に近いストーリー…

家族の中心である父は
妻や子どもを守るもの…的な固定観念は
全く意味をなさない映画であり
正直…何コレ???

たしかに、ヒトの本質は 自分の命を
守る事が大事に決まってるが…

我が子や兄弟姉妹…夫婦関係…
自己犠牲にしても 大事な愛はあるはずなんだが…
ここでは そんな尊い崇高なものは描かれていない…
自己防衛本能第1みたいな…

もぅ、ラストに行くにつれて
結局、それぞれが父に自己ピーアール…
その上
グルグル回って スイカ割り的な発想のロシアンルーレット…
その辺りにおいては
悲惨な話が 悲惨に見えなかったりして…

とりあえず
バリー コーガン かなり 良かったです。。。
『ダンケルク』のイメージから 一転して
ゾワゾワ感がハンパなかった…
単にスパゲティー食べてるシーンも
怖い〜

で、一言 言いたい!
ニコール さすがに、かなり お顔をいじってらっしゃいますが…
この映画は 首元 鎖骨 ほうれい線に
チョット 年齢が出てきたなぁ〜
って 妙に嬉しく感じました✨

話を戻して…
本作、ワタシ自身、メンタルにおいては否定したくなるストーリーなんですょ…
かなり 不快なストーリーです。
でも 不快を超越した感じがここにあります。。。

多分 大嫌いな人は
大嫌いな映画かも…

ラストも 白々しいショットがワタシ的に
妙に新鮮。。。

癖になりそう!






あまりにもわからなすぎて
解説を読みましたが
モチーフはギリシャ神話だったんですね〜

支配者対被支配者の関係を表現しているらしいです。。。
また、
バリー ゴーガン演じるマーティンは
フェアなトレードにこだわってる…
って事で、彼自身はスティーブンから受けたものは、ちゃんと 別な形で確かに返している…

等価交換で、正義のフェアトレードを完了させた話らしいです。。。
ナガさんって方の解説を参考にさせて頂きました。。。
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