うりた

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのうりたのレビュー・感想・評価

3.8
バリー・コーガン演じるマーティンが怖すぎる。光の無い目、挙動不審な動き、淡々とした語り口調…かと思いきや時たま見せる無邪気さがまた本当の人格をわからなくさせてて怖さ倍増。

ストーリーに関して観た後に色々考察したけど、ギリシャ神話が元になってるということなのでまぁ、なるほどという感じ。

マーティン対家族という構図もあるし、家族内の心の動きという要素もある。
山場でド派手にやったら安っぽいB級映画になってしまう可能性もあったけど、トーンを抑えていたので『聖なる鹿殺し』というタイトルの雰囲気をそのまま保っていたのが良かった。
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