ひとでなし

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのひとでなしのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

悪趣味。家族ものにありがちな無償の愛は存在しない。諸悪の根源とも言える父親は絶対死ぬ気はないし、母親もこどもはまだ作れるからこどものどちらかを殺すことをさも当然のように口にする。
ラストのルーレット?は「誰が死んでも恨みっ子なしね」か。誰かひとりが死んだ後、その後も「家族」をするためには「選んで殺した」という出来事は枷になるからか……などと思ったり。