えし

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのえしのレビュー・感想・評価

3.8
不穏すぎる。

心臓外科医の主人公は、美人な妻、女の子と男の子に恵まれ、4人で邸宅で暮らしていた。
元患者の息子マーティンと親しくする主人公は、その少年を家に招き、家族に会わせてから、家族の様子は一変する。
あれだけ元気だった息子の足が麻痺してしまい…

BGMが不穏さを高めて高めて、とんでもないことをしてくれる。
ロブスターも不穏さがすごかったけど、こちらも輪をかけてすごい。
とにかく気色悪い雰囲気がずっと映像からまとわりついてくるんだけど、最後まで観るとその理由がわかるし、ギリシャ悲劇のストーリーを知るとエンディング以降の続きがわかるというオマケ付き。
監督どんな頭ん中してるのか、いっちょかち割って見てみたい。
えし

えし