かぷちいの

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのかぷちいののレビュー・感想・評価

4.2
2020 7/13 1度目の鑑賞

やっぱりこの手ホラーが1番怖い。「Us」のレビューでも書かせてもらいましたが、理解の追いつかないということにとても恐怖を感じる。そしてそれと同時にとても世界観に引き込まれる。不気味、不穏、不快感をストーリーの内容、役者の演技、音響、カメラワークなど全てから感じることができた。特にマーティン(バリー・コーガン)の演技はすごいよかった。どこか頭のネジが外れていて、狂気的な部分を感じるけれども、言っていることは間違っていない。現実世界に対しての皮肉も効いてる。カメラワークに関しても、独特な撮影方法が用いられていて、より人の心情や客観的意見、主観的意見などを考えることが多くあった気がします(気のせいかも…) ラストシーンも煮えきらないラストを迎える。終始気持ち悪く、モヤモヤする映画ですがどっぷりハマってしまう。そんな映画でした。一味違うホラー映画ですので、気になる方はぜひ。


余談です。
最近私生活が少し忙しくてなかなか映画を見ることができませんでした。また少しずつ前のように観れたらなと思います。そして最近Instagramの方も初めてみましたので、もしお暇でしたら覗いて行ってみてください🙇‍♂️
かぷちいの

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