このレビューはネタバレを含みます
とてもこだわって丁寧につくられている作品だということは伝わってきましたが、
ワンシーンごと長いわりにそれぞれのエピソードが浅い感じを受けました。
原作は未読です。
葉山先生と奥さんとの愛情が深い印象も受けなかったし、なんで葉山があんなに孤独で救いを求めているのかあまり伝わってこなかった。
自殺しちゃった生徒さんのエピソードもサラッとしすぎていて、葉山が救えなかった苦しみとかがもっと描かれていたら、裸足で戻っていった泉の気持ちがもっと響いてきたかもしれない。
夜道のシーン短くしてそっちのシーンを長くしてほしかった。
(夜道シーン、別の作品かと思うくらい急に違うテイストの恐怖ブッ込んできて怖かった(T . T))
葉山と泉が求め合い、ひかれ合う気持ちにもっと寄り添いたいと思いながら観ていたので少し残念でした。
あと、劇中に色んな映画や演劇のタイトルが出てくるのですか、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」以外の作品の内容を知らなかったので、それが全部分かればもっと楽しめたかもしれません。残念。
設定·主題★★
物語·脚本★★★
映像·演出★★★
配役·演技★★★
音楽 ★★★
追記。朝ドラひよっこのみね子とヤスハルが、別の作品で共演しているのを観たいという気持ちが強くあったので、そこは満足でした!