有村架純ちゃんが素晴らしかったです。
彼女を愛おしく想う気持ちが、手にとるようにわかる。ステキな女の子、女性だった(私も女性ですが)
奇をてらわず、どこにでもある恋を描いているから、この長尺にも納得。たとえ一生をかけた恋でも、誰もが認める形では実らないこともあるし、そのあともそれぞれの人生は続いていく。そしてその道の途中で、ふとその思い出が顔をのぞかせることも。
原作小説を読んだときにも感じたのですが、言ったり言われたり心当たりのある台詞の数々がリアルで、いまとなってはあのときの苦しさや哀しさも懐かしく思えることをしあわせに思いました
坂口健太郎くん演じる小野くんのリアルな嫌な感じがとても良かったし、松潤もいままで観た作品の中でいちばん「松潤」感がいい意味で消えていて、よかったと思います