あおい

ナラタージュのあおいのレビュー・感想・評価

ナラタージュ(2017年製作の映画)
3.7
心の奥にいつもあなたがいました。

行定勲監督、有村架純主演、原作島本理生の大人のラブストーリー。架純ちゃんも、ついにこういう役もするようになったかと、しみじみとその成長を感じる映画。あと、坂口健太郎がなかなかのクズ男っぷりでした( ^ω^ )

◎ストーリー
工藤泉は、高校時代の恩師・葉山に恋をしていた。想いは募る中、大学に進学したある日。葉山から久しぶりに連絡が来る。心踊る気持ちと、不安が入り混じる泉だったが、彼に会いに行くのだった…

140分結構長いんやけど、架純ちゃんパワーと、思いのほかお話が楽しめたので、ダレずに観れました( ^ω^ )分かってはいたけど、架純ちゃんすげぇ身体張ってた。勝手に複雑な気持ちになってた( ^ω^ )

ただ、高校生からOLの役までこなしてて、やるなぁって思った。高校生とか全然様になってた。1人の女性が成長していく姿を熱演していて、観る人にもそれがスッと伝わってきたのがすごく良かったです。

どちらかというと大人の恋なんですが、どこか淡く、また清々しい切なさがあって、その雰囲気が好きでした。静かな街並みや夜のシーンが多いということも相まって、非常に落ち着いた映画です。

松潤も坂口健太郎も、全然タイプの違う男で2人とも良い演技してました。坂口健太郎ファンはショッキングかもしれないですが、その分演技の幅がある俳優さんやなと感じました( ^ω^ )でも1番良い人なのは、間違いなく瀬戸康史ですね( ^ω^ )

派手さはないですが、有村架純の新境地を味わえる作品。
あおい

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