大学2年生の泉のもとに、高校時代の演劇部の顧問・葉山から、後輩たちの卒業公演への参加を依頼する電話がかかってくる。高校時代、泉は学校になじめずにいた自分を助けてくれた葉山に思いを寄せていたが、卒業式の日に起きたある出来事を胸にしまったまま、葉山のことを忘れようとしていた。
しかし1年ぶりに葉山と再会したことで、抑えていた恋心を再燃させてしまう。
一方、葉山もまた泉に対して複雑な思いを抱いていた。
高校生時代から葉山は泉が自分に好意を寄せていたことを知っていた。
卒業から2年後に再開し、卒業後から今も泉が想っていたことを知りながらも、葉山は思わせぶりな行動をしたりしていたにも関わらず、離婚した妻とやり直すと伝え、泉に対する気持ちは好意ではなく、生きる気力を与えてくれて僕を救ってくれた、と言い出した。
泉が想っていた何年という時間のもったいなさと自分の気持ちに気付く遅さ、葉山のダメ男っぷりが炸裂。
結ばれなかった泉は葉山を誘った。
結ばれなかった腹いせにヤってしまえ的な当て付けというか最後という思い出作りか。何にしろ結局体か。
小野くんの豹変っぷりは怖かったけど、それほど泉を好きだったんだね。
坂口健太郎の演技がお見事でした。
かわいい顔して、「本当に悪いと思ってるなら地面に手ついて謝れ」なんて言われたらたまんねーこえーー！
私にも愛してないけど大事な人がいる。
でも男と女には、愛か体なのだ。
