さうすぽー

マンハントのさうすぽーのレビュー・感想・評価

マンハント(2018年製作の映画)
2.2
中国人の弁護士が日本で事件に巻き込まれて、真相を追うというストーリー。

船でのアクションや二人のアクションはなかなか痺れました。
福山雅治の存在感も大きく、「この人やっぱ格好いいな」と思わされました。

...良いと思ったのはそれくらいです

全体的に話がよくわかりませんでした。
暗殺者の女も、主人公がナンパするだけで動揺しちゃうし、あまり好感を持てるキャラがいなかったです。
あと主人公とヒロインの関係性も無理矢理恋愛にこじつけた感じがして、演出が結構臭かったです。

先ほどアクションは凄いとは言ったものの、人殺し過ぎです(笑)
ジョン・ウーの世界観だから仕方無いのかも知れませんが。
銃規制が厳しい日本を舞台にした話なのに殆どガンアクションで闘ってたのもかなり違和感があります。
なんちゃって日本の世界観なら良いのかも知れませんが、割りとシリアスなトーンでやるのは好きじゃないです。
警察ももっと警棒等で闘うアクションでも良いと思います。

あと台詞のアフレコ感が満載です。
アフレコ自体は悪い事では無いと思うのですが、口の動きと明らかに合ってないところが多く、だいぶ違和感があってがっかりしました。

個人的に好きじゃないですが、アクションと福山雅治の格好良さだけ楽しみたい人にはお薦めです。

自己採点 40点