ほーく

22年目の告白 私が殺人犯ですのほーくのネタバレレビュー・内容・結末

1.9

このレビューはネタバレを含みます

まあ、これほどの駄作が作れたもんだ。
キャストは悪くはないんだ。藤原竜也、伊藤英明、夏帆、平田満、岩城滉一、仲村トオル。
だけどなんだ、この人物像。薄っぺらにも程があるだろう。
ちゃんとしてたのって、この中では藤原竜也ぐらいなもんだろう。
なんだこの脚本&演出。テンポが悪すぎるだろ!思わず3回も居眠りしちゃったじゃないか。
どんなB級映画でも基本的には観ていた私が居眠りしたのは、ポケモンぐらいだぞ。
唯一盛り上がったところって、クライマックスじゃないか!しかも短いし。藤原竜也が本当の犯人ではないことばらすの早いし、夏帆もただいるだけの役だし。あと、最後の拘束衣で施設を移動している最中の仲村トオルを掃除夫に扮した鉄砲玉がナイフで特攻するなんて、そんだけスキルあるんなら最初に仕留めてるだろ。ま、殺しちゃったら話が終わるんだけど。
第39条出してきても使う時間ないし。誰が監督だ?ってパンフレット見たらみんな年下や同年代だって、俺らクリエイティビティ低い世代なの?60年代には文筆業などで実力者が沢山いるし、80年代はライトノベルで活躍してるし、俳優やアーティストも70年代だけぽっかり穴があいてる感じ。あー、後味どころか、無味乾燥な気分になっちゃったから、後で座頭市@北野武でも観ようかな。
ほーく

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