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22年目の告白 私が殺人犯ですのminamiのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これは何も情報を入れない状態で、先に想像したり深読みしないで観た方が絶対楽しめる作品だと思いますのでネタバレ⚠️投稿にします。
これから鑑賞予定の方は読まないでくださいね

最初から藤原竜也さんが犯人じゃなさそうなのは想像できてしまいますし、終盤になると何となく犯人や展開も分かってしまうのですが、それでも最初から最後までハラハラドキドキして作品に入り込めるので時間もあっという間に感じました。

前半は現在と過去でストーリーが行ったり来たりしますが、とても分かりやすい映像演出がされているので余計なストレスなく楽しめます。

拓巳(野村周平)が身を投げるシーンは切なすぎて泣いたし、
曾根崎(藤原竜也)が自分は犯人ではない、と告白し、マスクを被った真犯人に襲いかかるシーンくらいまでは素晴らしい展開だなぁと思い観ていたのですが、整形うんぬん…のくだりが急にチープに感じ冷めてしまったのが個人的に残念ポイントでした。
この2人を同一人物と捉えるのは、いくらフィクションとはいえ無理がありました。
年齢的にもね。22年経ってますから…

それぞれの登場人物が抱えている過去や、傷が深すぎて、とても切なく悲しいストーリーなのですが、何故だかその重さに合わせて心が震えなかった。配役が違えばもっと魂が揺さぶられたのかなぁ…どうだったかは分かりませんが。

マイナス面も結構書いてしまいましたが、楽しめました!観てよかったし、面白い作品だったと思います。
まぁまぁ残虐だけど、R指定とかPG指定要らないのかな…

設定·主題★★★
物語·脚本★★★★
映像·演出★★★★
配役·演技★★★
音楽 ★★★
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