ノッチ

22年目の告白 私が殺人犯ですのノッチのレビュー・感想・評価

4.0
法令が改正されて、殺人などの重大な犯罪については旧来の時効が無効となった。

改正法令発効の一日前--つまり、この犯罪が15年で時効となる最終日--に、滑り込みのようにこの凶悪な連続殺人事件は起こった。

かくして時効をむかえた2010年・・・のさらに7年後、とつぜん犯人を名乗る人物が手記を出版し、メディアに顔を晒して被害者と一般社会を挑発し始めたのだった・・・。

韓国映画『殺人の告白』を藤原竜也主演でリメイクした、サスペンスミステリー。

原作は韓国で起きた未解決殺人事件の韓国の映画があるらしく、そのリメイクとのこと。

その映画は未見。

あまり期待しないで観たから意外と面白かった。

やられた〜!って感じ。

クズ人間をやらせたら天下一品の藤原君がまたまた奮闘。

悲しく重いテーマですが、映画としてはとてもよくできています。

とにかくグロくて胸糞悪いんだけど、最後の最後はスカッとした。

わかりやすく、深い悲しみの登場人物たちの気持ちにすぐに入っていけて、一緒に深い悲しみを感じられる映画でした。

殺人犯がテレビの生番組に出演する、いくら時効を終えていてもそれはあまりにも衝撃的すぎて、映画だからこそおもしろい発想!と思って楽しめます。

冒頭から謎解きの解となるピースを散りばめ、伏線を張り、描かれない描写などでフックを作り、それがクライマックスの謎解きに向けて明かされていくのも心地よい。

ただ、犯人の動機がいまひとつ腑に落ちないというか、じゃあなんであの5人を狙ったの?ってモヤっと感が残るというか…(そこの理由は語られてましたっけ?)

しかし、藤原竜也はこの手の役のが似合うね、やっぱり。