何を言ってもネタバレになるのですが……
冒頭の阪神大震災の映像が、
もうそれだけで
この映画を通しての
ひとつの大きなテーマ。
そうか、
22年というのはそういう事だった……
と思ったらもうだめでした。
りかちゃん役が
LIVE! LOVE! SING!の
石井杏奈さんだったのも
野村周平さんのネイティブな神戸弁も
演技だけでなく
とても深くつきささるものでした。
間違いなく藤原竜也劇場だったけど
ほかのキャストも素晴らしかったです。
特に、仲村トオルさんと早乙女太一さん
そして岩松了さん。
原作は読んでいませんが
真相は予告編を見ている段階で
想像していた通りでした。
時間を遡ること、
実際の事件と絡めるところ、
ロクヨンと似てたけど
もっといたたまれない
でも実は普遍的なテーマ。
うまく整理できない。
音楽が「Nのために」の横山克さん
これはクレジットみてちょっと
意外でしたが……
もう1度聞いてみようかな。
