このレビューはネタバレを含みます
近頃集中力が無い私が、久しぶりに画面に食いつくように見た。よくできている。
伏線貼りまくってて、鈍い私でも途中で真犯人はわかってしまったけど、それでも引き込まれた。
真犯人よりも、本を書いたのが誰で、曽根崎が誰なのか?の方が予想外だった。
2時間じゃ足りない。何故、殺したのが彼らだったのかが全く描かれなかったから、2時間半あっても良かった。
不謹慎だけど、牧村刑事と拓巳の関係性が素敵だなぁ。
見終わって思ったのは、殺意を抱き行動に移してしまう人間ももちろん怖いけど、個人的にはそれよりも、時効を迎えて手記を出版した殺人犯をアイドルのように祭り上げたてる人間の方が怖くて、某事件を思い出して、胸糞悪くなった。
本当に藤原竜也が真犯人で、どこまでもサイコパス野郎でも良かったけど、それだとあまりにいつもの藤原竜也なので、これで良かった。笑
伊藤英明、渋くていい感じ。
グロシーン注意。