やし

22年目の告白 私が殺人犯ですのやしのレビュー・感想・評価

3.7
韓国映画のリメイクらしいけど、
ストーリー、キャストがバッチリハマっている映画だった。


1995年に起きた阪神大震災の街の映像とともに流れるのは、後ろから紐で絞殺される人と、それを拘束されて見させられる人、
その事件は未解決のまま時効を迎えるが、時効から7年後、事件から22年後の2017年に、ある人物が独白本の出版とともに名乗り出る。
「私が殺人犯です」


いや〜、やっぱ藤原竜也はこういう役、上手い!
殺人犯役、よく演っているようなイメージあるけど、彼の専売特許みたいになっているね。

そして伊藤英明、本作では20代の新人から、その22年後の貫禄ある刑事役まで演じ分け、言葉少なめながらも存在感ありまくり。

この二人で大分仕上がっている。


ストーリーも冒頭から惹きつけられるし、特に仲村トオル演じるキャスターのTV番組スタジオ生出演のあたりからの急展開ったら。。
更に目離せなくなるっつーの。


時効の一部撤廃など法改正を織り込んでもいるけど、話はサスペンスものとしてはシンプルで難解な要素は皆無。


ナイスリメイク!
やし

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