ダイセロス森本

謝罪の贈りもののダイセロス森本のレビュー・感想・評価

謝罪の贈りもの(2015年製作の映画)
4.2
なぜゲイ映画は儚く終わってしまう一瞬の夢みたいな作品が多いのだろうか、もう少し幸せにしてあげてもいいではないかと思ってしまう。これもまたそういう映画。素晴らしく繊細に描かれたキャラクターたちの心、主人公の眉毛もまたかわいい。
ベッドシーンがいやらしいどころか愛おしすぎて、BLなんかを愛する人たちにはもうありがたすぎる展開なのではないだろうか、しかしまあ、ラストがやっぱり心を揺さぶり、すっときえていってしまうのである。ああ、無情。