NFL、アメリカンフットボールの元プロ選手であるスティーブ・グリーソンはある日難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)と宣告されてしまう。
彼はこれをきっかけにこれから生まれてくる息子のためにビデオダイアリーを撮影することに…。
これは映画ではあるがドキュメントである。
つまりフィクションは一切なく100%の真実で構成された作品であり家庭用ビデオカメラで撮影された映像はこれがフィクションではなくこの残酷な病気がこの世に実在するということを観客にまざまざと見せつけることだろう。
観客は最初なんて残酷で可哀想なんだと悲観的な感情を抱くがやがてこの作品のテーマが『希望』だということに気付く。
実際スティーブはALSと宣告された後も絶望することなく旅をしたりビデオダイアリーを残すなど希望を抱いて行動するのだ。
そんな彼が我々に伝えたかったことや家族との関係、そしてこの映画のタイトルであるギフトの意味を実際に観賞して知って頂きたい。