鈴木南男斗

ギフト 僕がきみに残せるものの鈴木南男斗のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

何の脚色もないありのままを描いた作品

リアルであるがゆえに見ていて辛くなるシーンが多いが、彼が映画の中で残してくれた言葉は他の素晴らしい名優が映画の中で残す言葉よりも重く、説得力のあるもので一つ一つの言葉が心を打ち付けられ、永遠に焼き付けられるだろう

病気について知るというだけでなく、見る人全てに「生きる」とはなにかを考えさせてくれるだろう

「君のために残すものこそ大事なんだ高校時代のこと思い出から火をおこす方法、恋愛、スランプ、残せるものは全部残したい。僕がいなくなっても君にはビデオがある。自分の経験を君と分かち合えてうれしい。父親とはそういうものだ。自分の一番いい部分を子供に贈るんだ。」

自分のために生きるのではなく、誰かに何かを残すために生きようと思ったら人生の見方、これからの生き方が変わってくるのかもしれない
鈴木南男斗

鈴木南男斗