くう

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶のくうのレビュー・感想・評価

2.9
戦時下の満州国が舞台ということで興味を持って観た。で、2時間ずっと「史実じゃないよねぇ…」と思いながら見ていた。『永遠の0』の脚本の人と知って、なるほど~と思い、「企画・秋元康」で、あーー( ̄Θ ̄;)ボーーーってなった……役者さんは頑張った。

特に西畑くんのキャスティングは朝ドラファンにとっては涙ものの位置づけだと思うし、とても良かった。

ストーリー的には、おおーーこう繋がるのかという面白さはあった。


が、作りものすぎる小物に萎え萎えで、色々気になって気になって話に入り込めなかった。

ファンタジーなのだから歴史考証gaーーーとか拘る必要ないんじゃない?と言う人はおられるだろうが、映画だもの、お金かけて作ってるんだもの、そこは丁寧にすればいいのに、と思う。

70年も経っているのにキレイすぎる紙とか、ひらがなの公文書とか、〇〇〇へのお手紙もソレかよ、とか、そんな重要な役をする人にそもそも〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇?とか……色々と気になりすぎた(爆)


料理は美しいが食材的にあまり縁がなく奇抜なので、味が想像できなくて、胃に来るってことはなかった。

とても想像できるメニューは身近なアレだが、塩……たぶん、園長の〇〇は、それだから。
くう

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