北九州の名画座 昭和館。「ボブという名の猫」との同時上映。
犬が輪廻転生して、元の飼い主のところへ、再びたどり着くまでの話。
なかなか楽しめました。
以下多少ネタバレ。
1回目の犬生→名前はない。野良犬として生まれ、子犬の時に野犬捕獲業者に捕らわれThe End。
2回目の犬生 →ゴールデンレトリバーのベイリー。
炎天下の下、車中に閉じ込められ熱中症になっているのを、イーサン少年と母親に助けられ飼われるようになるが…
この犬生の記憶がベースになって転生していく。
3回目の犬生→警察犬のエリー(雌)。大活躍するが…
4回目の犬生→コーギー犬。ごく普通の犬生。
5回目の犬生→大型犬。紆余曲折の後に、オリジナルの飼い主であるイーサンのところへ向かおうとするが…
と以上5回の犬生が、それぞれの家族が抱える問題と共に紹介されていました。
1回目を除いては、それぞれのドラマがオムニバス形式で進みます。
また、全編を通して、ベイリーの「犬から」目線で物語が進み、ベイリーが語っていく形式であるのが新鮮でした。
再会したイーサンに、自分のアイデンティティを伝えようと奮闘する姿は愉快。(「イヌの心、ヒト知らず」でなかなか気づいてもらえなかったので)
壮年のイーサンを演じていたのは、デニス・クエイド。
いい仕事してました。