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僕のワンダフル・ライフの62355cinema5のレビュー・感想・評価

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)
3.6
北九州の名画座 昭和館。「ボブという名の猫」との同時上映。

犬が輪廻転生して、元の飼い主のところへ、再びたどり着くまでの話。
なかなか楽しめました。

以下多少ネタバレ。












1回目の犬生→名前はない。野良犬として生まれ、子犬の時に野犬捕獲業者に捕らわれThe End。

2回目の犬生 →ゴールデンレトリバーのベイリー。
炎天下の下、車中に閉じ込められ熱中症になっているのを、イーサン少年と母親に助けられ飼われるようになるが…
この犬生の記憶がベースになって転生していく。

3回目の犬生→警察犬のエリー(雌)。大活躍するが…

4回目の犬生→コーギー犬。ごく普通の犬生。

5回目の犬生→大型犬。紆余曲折の後に、オリジナルの飼い主であるイーサンのところへ向かおうとするが…

と以上5回の犬生が、それぞれの家族が抱える問題と共に紹介されていました。
1回目を除いては、それぞれのドラマがオムニバス形式で進みます。

また、全編を通して、ベイリーの「犬から」目線で物語が進み、ベイリーが語っていく形式であるのが新鮮でした。

再会したイーサンに、自分のアイデンティティを伝えようと奮闘する姿は愉快。(「イヌの心、ヒト知らず」でなかなか気づいてもらえなかったので)

壮年のイーサンを演じていたのは、デニス・クエイド。
いい仕事してました。
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