絶対に感動で涙が止まらないから犬を題材にした作品だけは観ないって決めてたんだけど、先に観た父親がハッピーエンドだと言い切るので鑑賞。
案の定、主人公の犬であるベイリーが飼い主のイーサンと出会い、幸せに人生を全うして転生し始めるあたりからラストまで涙が止まらなかった。
ベイリーは何度転生してもイーサンのことを覚えていて、なんとかイーサンの元へたどり着こうとする過程には幸せなことや不幸なことがたくさん起こるけど、最後の最後までイーサンの元へ帰ろうとするベイリーの愛はまさしく「不死身」だった。
自分の家でも犬を飼っているから登場する飼い主たちの気持ちが分かるし、飼われている犬がもしもそう思ってくれていたらいいなと思う気持ちもよく分かる。
自分の犬がそう思っていてくれているとしたら、飼い主の自分としては幸せなことこの上ない。
また、犬がそんなことを考えながらワンワンと吠えているとしたら楽しいし、犬に対する愛情がさらに跳ね上がるようなストーリーだった。
いま飼っている犬が死んでしまったらもう二度と犬は飼わないと決めていたけど、この映画を観たら2匹目を飼いたくなってしまう。
もしかしたら転生して自分の元へ帰ってきてくれるかもしれない。
そう思うと死んでしまうのは悲しいだけのお別れじゃないんだなぁと感じた。
犬を飼っている人が観たら、自分の飼っている犬に対する愛情がさらに深まることは間違いないはず。
自分の飼っている犬もこの作品のベイリーのように自分のことを思ってくれていたらいいなぁと心の底から思いました。
観終わったあと、思わず抱きしめてしまいました。
涙なしでは観られません。
登場する犬たちがみんな可愛い。
演技も上手ですごいなと思った。