トランスマスター

僕のワンダフル・ライフのトランスマスターのレビュー・感想・評価

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)
3.0
死んだら何度でも転生して飼い主の当たりはずれに翻弄される犬の『犬生』の物語。50’sから現代まで60年間のアメリカを舞台に飼い主とのエピソード短編集です。犬視点の為ピクサーの『トイ・ストーリー』のような展開で『E.T』で有名なアンブリン社のテイストもミックスしての愛犬家御用達映画となっています。

◆良い点/注目ポイント
・犬が生まれ変わるたびに性別や犬種も変わるが、記憶は常にリセットされないというところが斬新です。
・最近キューバと国交が回復して以降のハリウッド映画は、50’sの程度の良いレストアされた旧車が多くのスクリーンに登場する傾向があります。
・犬の独り言が音声として表現されているのでそこもポイント。恋をしている匂いという概念も新しいです。

◆改善点
・愛犬家ではないとそこまで泣けないところがあります。(私も犬を飼っていません。)

◆総括
・最近視聴した『モンスタートラック』もそうですが、最近少年とペットや宇宙人などのふれあい作品が少ないので懐かしさを感じました。
劇中車とかファッションがだんだん変化していく過程も楽しめます。