mia0708

僕のワンダフル・ライフのmia0708のレビュー・感想・評価

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)
4.0
父の仕事の関係でタイに住んでいた時、一匹のシャム猫を飼っていました。
名前はチャック。友達に話すと「え~YKK??(笑)」と大笑いされてたのですが、そうじゃない、Chuckって英語の男性名あるもん!チャック・ノリスとか。皆分かってないワ。


チャックは家族の中で1番私に懐いていました。何故かって、私が1番可愛がったから。
私が病気で動けなかった時もずっと心配そうにベッドの上をウロウロしてくれた。
正直、猫より犬の方が愛情深いかと思っていたけれど猫も愛情を掛けてあげればそれ以上を返してくれるんだなと気づきました。
これはそんな私のチャックとのある日の衝撃的な出来事。

ある日の昼下がり私がお昼寝をしているとチャックが上に乗って来てとある行為を始めたんです。
それは私の掛けてたタオルケットに噛みついて前足で私の胸を踏み踏みする事。
おバカな私は半分寝ぼけた頭で超焦りました。
「え、えーーーーッ!!こ・これってもしかしてH??えいちあいじぇーけーえるえむえぬ??チャック私にHな事してる!?」
「ごめんよ、チャック。私の美貌がチミに道を踏み外させてしまったのねー!!」と。


だって私その頃猫の習性なんて分かって無かったんです。
そんなもんで、タオルケットに噛みつく→雌猫の首根っこに噛みついて動けないようにする。
踏み踏み→つまり腰運動(ぎゃーお下品💦)
と、思い込み超気まずい思いで固まってました。チャックの熱心な行為を邪魔したく無くて💦


そしたら後で知ったのですが、それって猫が赤ちゃんの時お母さんのお乳を吸っていた頃の記憶なんだそうで。
そ、そうだったの!チャックごめんね💦あらぬ疑いをかけて許しておくれ💦と心の中で詫びました。
それにしても、こんな私の事をチャックはお母さんだと思っていてくれたのだなぁと考えると目に涙が浮かびます。


日本に帰国する時、動物嫌いの父はチャックを連れて帰る事を許してくれませんでした。
泣く泣く次の飼い主を見つけ、お別れの時チャックを入れたバスケットの蓋を閉じる前にチャックが私を見つめていました。「僕はどうなるの?」と言うように。
あの時より何故か今の方がもっと心を引き裂かれるような思いがします。


新しい飼い主さんはチャックを可愛がってくれたかな?
きっとあの子はもうお空に旅立ってしまったかもしれない。
亡くなる時幸せに旅立っていったのかなと。


私の人生の中でもう一度猫を飼う時があるかもしれません。
その時はチャックの生まれ変わりだといいな。
シャム猫にしよう♡


P.S でもおかしいなぁ。あの時、チャックのおちXんちんを確かめたんだけれど←〇〇てたんですよねェ💦💦
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