さっちん

サバイバルファミリーのさっちんのレビュー・感想・評価

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)
3.5
矢口監督なので、もっとコメディ寄りかと勝手に思い込んで観たのだけど、さすがにこのテーマでは、そちらに振り切ることは無理でしょうね。😓
もちろん、笑えるシーンもあったけど…。

実際にこんなことが起こったら、どうすればいいのか、まったく想像できないし…。
大停電が起きて電化製品が使えなくなる話だと思ってたら、それ以上、乾電池もガスも水道も使えないし、車も電車も動かないとは…。😰


まぁ、でも、明治時代の初めくらいまで(かな?)は、それが当たり前だったのだろうし、都会で便利過ぎる暮らしをしている人間は、こういうことが起きたら大変なんやなぁ〜と身にしみて感じた。
田舎で暮して、普段から米を作ったり、畑を耕したり、家畜を飼ったり、井戸水を飲んだり…してる
人たちは、こういう時は強いよね〜。

と、いうことで、いろんな事を考えさせられたけど、小日向さん一家の生活の変化と、途中出会う一家などの生活が、ちょこっと見えてくるだけだったので、もっと違うパターンの色々な人たちの暮らしがどうなったのか、どういう選択をしたのか…が見てみたかった。


以下ネタバレ…




電気が使えるようになってから、子供たちが学校に戻ったシーンがさらっと流れたけど、2年間も学校に行ってなかったのだから、これから先、例えばその当時小1に復学した子たちが大学卒業するまで、ずーっと、通常の年齢より2歳年上になるのか?とか、なんかいろんな疑問がわいてきたので、そういう問題が生じることに対してどういう措置がとられたか?とか、ちょっと説明するシーンがほしかったな…と、個人的には思いました。

あと、水族館のシーンには、ヒーッってなった。💦💦
まぁ、そうやなぁ。食べるものがホンマになくなったら、鑑賞用の生き物やペットは、この世からいなくなるんでしょうね。😰
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