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サバイバルファミリーのblacknessfallのレビュー・感想・評価

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)
2.2
家族で危険な何かしらからエスケープする系の映画。これは電力が突如不能になりインフラ崩壊の世界をサバイブする話。
まず、その事態の起こりかたがシャマランのハプニングっぽい不気味で不穏だが、この先見たいと思わせるドキドキ感があり、電気レスに翻弄される人々の描写の説得力と娯楽映画としてのユーモアのバランスも絶妙だった。
でも、この映画はつまらないよ。このテのやつは家族が困難の前に1度はバラバラになるも、それぞれが成長し相手を理解し合うことができ、家族が再生するってなるから困難の数々から目が離せなくなるんだけど、これはそこがないんだよな。
なんとなく事態が好転していくもんだから、小日向文世の我が儘や傲慢なとこに子供や妻がなんとなく情緒的な雰囲気で寄り添って終っちゃう。小日向文世のいやな親父っぷりが最後まで同じなんだよな、、
新感染 ファイナルエキスプレスのお父ちゃんは最初自分と娘さえよければいいって利己的にばかり動いてて、それを娘に指摘されたり、マ・ドンソクの男気に感銘受けて、みんなのために奮闘する男に変わっていったよね?そーゆー感動と好感を誘う演出がまったくねぇーんだよ、サバイバル・ファミリーは(怒)

昨夜に観ました。実はマンションの洗面台の下の配管が漏水して昨夜は水を使うことができなくなってしまってました。で、凹んだ心を鼓舞したいと思い、電気ないとこで生きてくなんておれより大変だから、小日向文世ファミリーの奮闘を観て気分を上げよう⤴️と思ったのが完全に裏目に出ました、、😞
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