いきなり世界から電気が消える。
世界からたった1つ消えただけなのに
現代人はこんなに無力になってしまう。
時間も何も分からないのに
電車や車すら動かないのに
するべき仕事がてきないって分かってるのに
それでも通勤や通学するのが日本人だなぁと思った。
明日の朝、月曜日の朝
これが起こったら取り敢えず朝暑さで目を覚ましてクーラー動かなくて、冷蔵庫の物の処理に困って、職場に遅刻する連絡、もしくはもうすでに遅刻してる連絡をする方法が無いことに気づいて 、家族に連絡する方法も無いことに気づいて、
取り敢えず職場に行こうと私も思うだろう。
車のキーが反応しないことに焦って鍵開けて動かない事にまた焦ってこの暑い中歩いて向かう覚悟を考えて、職場に行ったらもう帰れないだろう事を考えて行くのを悩むだろう。その間に人に会ったら同じ状態か聞いて、取り敢えず近くのコンビニまで行って何か情報があるかと水分買って、何処にも涼しさが無いことに愕然として、
そしてどうするだろう。
そんな風に真面目に想像させるような身近さとリアルさだった。
大阪に行けば電気があるらしいという噂とか実にパニック時の集団心理っぽい。
また外国映画みたいな略奪とかがないのもリアルだった。
食料の奪い合いとか全く無い訳じゃ無いだろうけど、昨日まで普通に生活してた人達が急に人に攻撃する方が違和感がある国で良かったなと思う。
反面話し合いとかのんき過ぎてアホっぽい所もある。
どっかで国に助けてもらえると思ってる感じが怖い。
いや〜、面白かった。
色々考えるし色々気づく。
こんな時でも人は笑えると力になるんだなぁとか、火って凄いなぁとか。
いずれ電気を使い終わる時がきたらこんな感じなのかなぁとか。