評価はあまり高くなかったけど、前から気になっていたので、鑑賞。
ある日突然、電気、ガス、通信、電池、自動車、近代文明から突然切り離された一家の珍道中と思いきや、これは結構シビアな話。
あり得ない設定なのだけれど、それを寓話として受け入れられれば、近代文明と切り離されてどうやって人は生きていけるのかという視点で、とてもタメになる。
自然や生きる力を受け入れていくサバイバル道中で、再生する家族の絆。
一家の最初と最後の対比が、見事でした。
あと、大地康雄の存在感、演技力が素晴らしかった。
それにしても、日本のいろんな場所で、あれだけゴミで汚してどうやって撮影したんだろう。