滝和也

CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第1章の滝和也のレビュー・感想・評価

CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第1章(2016年製作の映画)
3.3
今、再びの戦鬼、九人。

集団ヒーローの先駆け
であり、石森章太郎先生の
未完の傑作が今蘇る。

「CYBORG009 CALL OF JUSTICE第一章」

神山監督の映画作品を受けての連続ドラマですね。長きに渡り世界を影で操る不死の超能力者、神に祝福されし者、ブレスドとの邂逅を描きます。

まず気に入った所は…、無理なく1960年代からの彼らの歴史をリスペクトしてくれている点。映画版もそうでしたが、懐かしい場面が展開されています。ブラックゴースト編ラストのジョーとジェットのあのシーンは嬉しかったですね(^^)

そしてストーリー展開が、過去の0010から0012の襲来の雰囲気であること。強力な能力者たちと旧型サイボーグの戦いにそれが垣間見れ、オールドファンには嬉しいですね(^^)

ただし…、この絵は何とかならんのでしょうか。3Gアニメのレベルが昔のゲームレベルな気がしますし…。これゲームの進化に付いて行けず、やめてしまったオジサンの私にもわかるレベルなんですから…。これなら普通に作ったほうが燃えるんではないですかね(泣)

音楽も悪くないし、これからもっと広がりそうなので、この絵面やキャラの動きは残念だわ…。

まぁ、主題歌が意外と悪くないんで、そこは○かな…。モンキーマジックのノリは悪くない。まぁ勿論、誰がためにを超えることは無理なんですけどね(笑)

ただ石森章太郎ファンとしては、全部見たくなりますね(^^) 出来はどうあれ、9人の活躍が描かれるなら見たいです。さて次々と(笑)


滝和也

滝和也