かん

西北西のかんのレビュー・感想・評価

西北西(2015年製作の映画)
3.8
大きく感情が動くというよりは、じわーっと広がっていくような映画だった。
1番の衝撃は、レズの人はバイの人とは違うと思っている人もいるということ。「私たち?一緒にしないで。バイは最後は男に逃げるじゃん。」と言ったことから知った。けいは、自分のことをレズとは思ってなくて、たまたま好きになるのがいつも女性であるだけと認識している。枠組みを作らない一方で、作ってる。
あとはあいの親がけいに行ったこと。相手が男性であっても付き合っているからといって最後まで責任をとるわけではない。女性同士だからといって、責任をとるかわからなかったら責められるのはなぜなんだろうか。
宗教の話も出てきた。これは私には一生わからんであろう価値観。日本だからといって自分の教えには背けないものなのかな。
けいさん(韓英恵)タイプすぎるんだが。しぬる。
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