【荒野にてと言う程、荒野は主題にはなっていない...】315
《感想》
原題:Lean on Pete (馬の名前です)
ジャケット、邦題「荒野にて」から
もっと壮大な暖かい話と思っていたが全く見当違い。
一人息子のチャーリーの苦労生活を見せられただけの映画です。
何が悪いって...
チャーリーの親父に尽きると思います。
父親は序盤で亡くなるのですが、ほぼ自業自得。又息子と2人で放浪生活になったのも親父のわがまま。
子供に学校も行かせられない、食べ方のマナーさえも教えない...。愛情だけでは子供は育たないって事ですね。
そして息子のチャーリー、馬と荒野を彷徨うが、盗みじゃないですか...。
これ以上はかなりのネタバレになるのでお口にチャック🤐します。
邦題もピンとこなければ、原題もピンと来ず、一体何を言いたいのか分からない、後味の悪い映画でした。
悪いながらも私生活を懸命に生きる姿を描く感じは、映画〝フロリダプロジェクト〟や〝レディバード〟の様な印象です。
好きな方は好きなのかな。私には合いませんでした😞残念
《物語》
幼い頃に母に捨てられ、1人で自分を育ててきてくれた父も亡くし、1人ぼっちになった15歳の少年チャーリーは、世話をしていた競走馬のリーン・オン・ピートと一緒に、唯一残された家族である叔母を探す旅に出る。
監督
アンドリュー・ヘイ
出演
チャーリー・プラマー(チャーリー・トンプソン)
クロエ・セヴィニー(ボニー)
トラヴィス・フィメル(レイ)
スティーヴ・ザーン(シルバー)
《こんな話》
・競走馬
・叔母探しの旅
・放浪生活
《関連する映画》
・セクレタリアト/奇跡のサラブレッド(競走馬)
・フロリダプロジェクト(映画の雰囲気)