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荒野にてのpokotanのレビュー・感想・評価

荒野にて(2017年製作の映画)
3.6
父親が亡くなり、拠り所が競走馬のピートしかいなくなり、ピートを連れて逃げることを決断するも、そして孤独となる。

未熟な判断力。
善意と悪意さえ判別つかない年頃。
どんどん堕ちていく様は切ない。

チャーリーにとって、親切な大人は沢山いる。
出会って、そこに甘えることも一つ選択。
徐々に孤独感増していく姿を見ると、ぎゅっと抱きしめたくなる。
大丈夫。大丈夫だから。って。
最後、叔母に出会えて愛を少しでも感じれて、救われた気がした。
彼が幸せだと思う日はまだ遠いのだろうけど。

チャーリー・プラマーが良かった。
佇まいが素晴らしい。

そして、荒野の自然風景が、素敵で良かった。
特に、夜のシーンの焚き火などの灯りがとても沁みた。
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