いわやん

安城家の舞踏會のいわやんのレビュー・感想・評価

安城家の舞踏會(1947年製作の映画)
4.6
原節子主演

また凄い作品に出会ってしまいました。

第21回キネマ旬報ベストテン第一位。
2009年オールタイムベスト映画遺産200日本映画篇(キネマ旬報社)第36位。

戦後の憲法により、それまでの華族制度が廃止になり、没落する安城家。
末っ子の敦子(原節子)の提案により最後の舞踏会を行う。
その舞踏会に、色々思惑のある人物が訪れ苦悩する安城家の人々・・。

私も戦後の華族廃止には興味があって、この作品は分かりやすくドラマチックに、ストレートに解説された感じです。
個々の人間ドラマも丁寧に描かれていて面白かったです。

原節子さんは、小津監督作品とは違った魅力が出てます。

ちなみに、学習院って元々は華族の為の学校だったんですね。いまさら(笑)
いわやん

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