ダイヤとシネマ、眼球とキャメラ、犯罪と運動。
その法則をわかっている嬉しさが先にきてしまうのは不幸なのかもしれない。
冒頭からの眼と対象物のカット、ダイヤ加工場の絵には感嘆。さらに強引な力で物語を推…
この映画、ラストの数シーンが無茶苦茶いいです。
その良さというのは、主人公のピエール(ニールス・シュネデール)、彼の心の揺れが映画的に実にリアルなんです。
実際にありそうとか現実的という意味では…
最初から最後まで救いがまるでない。復讐は完了できず、しかし新たな罪を抱えてこの先の人生を生きていかねばならない主人公を思うといたたまれない。
この先、彼はどこへ向かうのか…。後味は悪いけれど、単純で…
昨日の睡眠時間2時間、本日2本目の映画、まったく眠たくならなかった!おもしろかったなぁ。
主人公は男前だけど悪いことばっかりしてるピエール。ダイヤモンドの職人さんだったピエールのお父さんは大事な手を…
物語の後半に決定的な場面が登場するのだが、そのときのシチュエーションが素晴らしい。復讐を果たすために進行していた犯罪が、初めて本当の事実を知ったときに意味をなさなくなる。しかも事は壁1枚隔てたすぐそ…
>>続きを読む近すぎる感情、思い入れ。よく見れば見るほど入れ込んでしまうダイヤモンドのように、感情は多面的なのに目線はひとつに絞られてしまう。ピエールの、人の感情を揺さぶってまで壊してやろうというよりは、むしろ復…
>>続きを読む冒頭から「好きなやつ来ちゃった…」と思った。
が、途中で退屈してしまい少し寝た。
復讐劇だけど、なんとなく主人公の成長日誌みたいに見えてくるのが不思議だった。
多分、主人公のダメ優男っぽい雰囲気と…
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