のうか

フェリシーと夢のトウシューズののうかのレビュー・感想・評価

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孤児がバレリーナの夢を叶える、見事なまでのスポ根物語。ちょっとイジワルなアイカツ!くらいの優しさと厳しさは国産アニメだと80年代くらいの感覚です。つらい現実に直面しながらも夢を追うことを諦めず、さらには夢の先にある目標を手に入れる展開はまさに王道。夢を失った元バレリーナの師匠や、イジワルなライバルなどキャラ配置も完璧でした。夢を追う人間を見ていると元気をもらえますね。一点、劇中曲が個人的には残念でした。バレエをモチーフにする作品に、ヒットチャートのポップスを重ねるのはいくらわかりやすさ優先といえど時代背景としてももったいないなあと感じます。ラストなど特に。カーリー・レイ・ジェプセンがボイスキャストをしている都合上、仕方のないことかもしれませんが。
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