トムトム

フェリシーと夢のトウシューズのトムトムのレビュー・感想・評価

2.5
バレエを題材にした映画やドキュメンタリーはいい作品が多い印象があるので鑑賞。
「ロッキー」的なトレーニングや河原で殴り合ったらもう親友なダンスバトルのノリは好き。

しかしパリ オペラ座でバレリーナを目指す物語と序盤、終盤のいかにもアニメ的な活劇シーンの食い合わせが悪すぎる。
「ルパン」シリーズを意識したかの様なアクションシーンやいかにもディズニーヴィラン的なル・オー夫人の襲撃はカットしてオペラ座のドラマや努力シーンを増やした方が良かったのでは。

たとえ敵役カミーユが憎たらしいとはいえ主人公フェリシーがやった事が許されるレベルを超えていてフェリシーに感情移入できない。

予告編でかなり不安だった吹替の土屋太鳳と黒木瞳はかなり良かった。
熊川哲也も危惧する程ではなかった。
1番驚いたのは発明家の工房で働いているマテュー役の落合福嗣。
前に何かの記事で声優を目指すと書いていた様な気もするがちゃんとプロになっていてビックリ。
普通に上手かった。
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