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フェリシーと夢のトウシューズのtoncoのレビュー・感想・評価

3.4
バレリーナを夢みる孤児院育ちの少女フェリシーのスポ根(!?)ファンタジー。

「最強のふたり」の制作陣による長編アニメーション…というのは見終わった後に知りました。姪っ子がバレエをならっているもので、好きかな〜と思って録画しいたのを鑑賞。

ストーリーは王道で、何万回と見た設定のオンパレードではあるんですが、テンポの良さやキャラの魅力、バレエシーンの美しさ、努力が報われる展開に、満足感の残る作品でした。

主人公の少女はもちろん、発明家の幼なじみやら、みんながペアを組みたがってる王子キャラとか、ツンデレ系の友人たちとか、キャラクターがひと癖あって、愛着もわきやすい!

何より楽しかったのは、
ただただ踊るのが好きでまともにならったことのない主人公の少女が、スパルタ指導を受けてめきめきうまくなっていくシーン。
あのあたりのくだりはほんと最高でした。
基礎をしっかりつけることが、美しい技術につながっていくんだってことが、とっても分かりやすいアニメーションで表現されていて。

王道のサクセスストーリーはもともと大好きですが、改めて「努力」「友情」「勝利」の王道ってやっぱりいいと思わされた映画でした。
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