OSHO

あゝ、荒野 前篇のOSHOのレビュー・感想・評価

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)
3.3
えっ、この映画が各種映画賞独占???
菅田将暉、ヤン・イクチュン…らの演技は素晴らしい。
けど、違う。

この映画、
①回想シーンを多用すれば、登場人物に深みが出てくると勘違いしてない?
②セックスシーンやお下劣なシーンを使えば、ストーリーに真実味がでると勘違いしてない?
③自殺とは…という内容を差し込むと哲学的な名作になると勘違いしてない?
④奇跡的な出会いがあれば、感動作になると勘違いしていない?

2021年、新宿。
2017年の映画だから、近未来の話し。
居場所のない2人(菅田将暉、ヤン・イクチュン)がプロボクサーをめざす物語。

いろいろな要素があるから、長いとは思わないし、ところどころは面白いけど、
寺山修司さんの原作は知らないけど、もっと新宿新次(菅田将暉)とバリカン健二(ヤン・イクチュン)にフォーカスした方が、それこそ深い映画になったんじゃないかな。

※この映画に関しては、木村多江さんが合わなかった。

※そろそろボクシング映画を作れば映画賞をとれるという流れをやめてほしい。
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