原作は未読だが、あらすじを読む限り、時代設定が変わっただけで、大筋は原作通りのようだ。
157分という長さは全く気にならないが、後篇までぶっ続けで観るのはしんどいかも。
自殺のくだりが作品にどう効いているのかは後篇を観ないことにはなんとも言えないが、このパートがかなり疲れたのは確かだ。
今作は完全にヤン・イクチュン目当ての鑑賞だったが、ユースケ・サンタマリアが予想以上に良かった!
リングネームで盛り上がってるシーン、絶対にアドリブに違いない。前篇は笑わされたが後篇は泣かされそうだなあ。
菅田くんは若さ大爆発といった感じで、その若さゆえに空回り上滑りしそうになるところをまわりのクセあり俳優たちががっちり抑えている。ついでに言えば、濡れ場は激しめに見せかけているだけでいやらしさがない。惜しげもなく披露した美乳にほとんど菅田くんが触れないのは不自然。事務所からNGでも出てるんだろうか。
とりあえず前篇でいい感じに温まった。後篇はさらに期待できそうだ。