光一

あゝ、荒野 前篇の光一のレビュー・感想・評価

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)
3.3
(前後篇まとめてレビュー!) オレオレ詐欺、売春、ホームレス、介護、自殺、原発、災害など、色々な日本の問題を詰め込んだ5時間に渡る「青春ボクシング映画」!もう焦点がブレッブレで、渾身のパンチ繰り出してるようで、思いっきり空振ってる感が否めないやつでした…苦笑

あと、登場人物たちが自分しか愛せていない冷たい人ばっかりで、しかも大半がそのまま終わるから、映画観た時間が報われなかったなあと少し思いました。でも、だからこそ、ただでさえ異彩を放っている菅田将暉の演技&キャラが、より際立っているところはかなりあります。

菅田将暉に集中すれば最強に熱く、面白い。全体を見たら訳が分からないし、疲れる(笑)。そんな作品でした。

ストーリー点2
監督点2
役者点5
映像音楽点4
印象点4
エモーショナル点3
追加点×
総合点3.3

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ストーリー点…シナリオや舞台設定など。物語に魅力を感じたか

監督点…構成や演出などのセンス。不自然さを潰してリアリティを作れているか

役者点…俳優や女優の凄み、エキストラの質。キャスティングは適役だったか

映像音楽点…撮影や編集のクオリティー。グラフィックデザインや音楽は作品の世界観に寄り添えているか

印象点…作品として記憶に残るインパクトはあったか。個人的な好みはここに

エモーショナル点…笑えたかor泣けたか。感情の振り子を揺さぶられたか

追加点…同じ点数で並んだ他作品群よりも抜きん出ていると思えた場合は0.1〜0.2点加算
光一

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