kyohei

あゝ、荒野 前篇のkyoheiのレビュー・感想・評価

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)
4.2
なんか心が熱くもなり、切なくもなる映画でした。

孤独な少年院上がり暴力的なシンジと親に虐待を受け、吃っしまう内向的なケンジの2人が偶然、新宿で出会ってボクシングをはじまるところから物語が始まっていく…

主演の二人が素晴らしかったと思った…
菅田将暉もヤン・イクチュンも観ていたらそこで実際に生きている人なのかなぁと思えてくる。

そこに絡んでくる脇役の人達も含めて素晴らしかったと思いました。
片目役のユースケ・サンタマリア、ヨシコ役の木下あかり、その他にも山田裕貴、でんでん、木村多江、高橋和也などなど…まぁ出てくる人達みんな良かったです。

舞台は2021年オリンピックが終わって、不況になりつつあって、不穏な法律が施行されそうになっている新宿で展開されていく青春群像劇でした。

観終わった後、なんか熱くなって走りたくなってくるそんな映画でした。
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