あゝ、荒野 前篇の作品情報・感想・評価 - 2ページ目

あゝ、荒野 前篇2017年製作の映画)

上映日:2017年10月07日

製作国:

上映時間:157分

4.0

あらすじ

「あゝ、荒野 前篇」に投稿された感想・評価

はるな

はるなの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

しんじがけんじをバカにしないところ、アニキって慕うところ、けんじがしんじに憧れてるところ、お互いが助け合って褒めあって尊敬しあってる関係がとても素敵

最初の自分の親事情を
話そうって思う瞬間の
ベットで歌うシーンよかった
歌上手いし(笑)

けんじが初試合の相手に
挨拶しに行ったのは
憎むためだったのかしら?
ただ挨拶?
でもあれで対戦相手がいい人だったから
憎めなくて殴れなかったんだなと思った
直人

直人の感想・評価

4.0
2017年日本作品。菅田将暉/ヤン・イクチュン主演。

前後篇合わせると300分強というのは,大作で力作とはいえるが,果たしてそれが面白いかどうかというのはまた別物。
映画としてはもっと削ぎ落とした方が楽しめるのではないかと思う。
前篇だけで2時間半ということになると,観る前に身構えてしまうだろうし。

個人的には菅田将暉よりもヤン・イクチュンねらい。
吃音で,人とのコミュニケーションが苦手で,日韓ハーフの建二という役をものの見事に演じている。
役年齢は30そこそこだが,実年齢は40代。
身体作りが大変だったろうなあ。

菅田将暉は,見直した。
あの狂気をはらんだ眼ができる役者というのは,そうそういない。
chicoyacco

chicoyaccoの感想・評価

3.8
生々しい都市とエロスってこういうことかな。。
どこにもぶつけられない怒り、だけど生きていかなくてはという思いが強い。
所々入る、60〜70年代的なatgにありがち演劇映像作りのパターンは、この映画では本筋とは浮いてしまっていてあんまり馴染んでなく、退屈。
てた

てたの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

うわあこれは劇場で見たかったなあ。
単に菅田将暉主演のボクシングから這い上がる映画じゃないのね。
人生とか死生観とかそういう話なんだーってリアルすぎて辛い面があった。
2021年には本当にテーマパークよりも葬儀場のが需要高くなりそうだし、うわあって感じ。
この熱量が後編にそのまま持ち越されるのか期待。
taurus

taurusの感想・評価

3.0
良かったけどちょっと長かった。
自殺防止団体の話はまともに観れなかった。運動は魂を救うって誰かが言ってたけど本当なのかもしれない。役者の人が皆んな観やすくて良かった。
実際に観たのは全六話の「完全版」なんですが、例によって便宜上。
感想は「後篇」の方に纏めて。
Margaret

Margaretの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ボックシングルに魅力を感じる。
二人の絆泣きたくなった!
菅田将暉の演技が好き!
ヤンさんも最高でした。
オリンピック後、近未来とも呼べない、身近な未来を舞台にしているため、リアリティを感じた。

ネタバレライン

自殺防止団体の話が、リングに立つ主人公のもう一面を映していると思う。この先の見えない世の中で、感じる無力さと孤独。これらが生み出す虚しさを発散することもできないままの日々は、彼を復讐の道へと導いた。

後編(分けて書くのが面倒なので

なんで死んだの⁈健二の死ぬ理由がわからない。こんな二人結末は嫌だ!涙が止まらなかった

他人事とは思えぬ預言のような映画でした!
<私的邦画三部作 破>

空を切るはずの拳は確実に獲物をヒットしていた。それは宴の後と言うべき2021年の東京では奇跡と呼ぶに相応しかった。

国の施政によって個々のエロス(生の衝動)は混迷を極め、タナトス(死の衝動)と睦まじく踊る。死は観念となり、その無機質さに耐えられず、露悪的な「サイケデリックな死の演出」(ボードリヤール)にはけ口を見出すも、ネット社会では情報の断片として演算処理されていく。相互監視(パノプティコン)のもと、安心安全のためだったモラルはその息苦しさに窒息する。

窃視も暴行も孤独が吐き出す膿に過ぎない。その隙間をセックスの「ニルヴァーナ原則」が強度に支配する。寂滅。草の根もないただの荒野。

新次(菅田将暉)、建二(ヤン・イクチュン)、ヨシコ(木下あかり)の飢餓感も黄金時代のそれに過ぎない。母と子がひとつであった記憶。胎内回帰。社会が合理化するほど、退行していく日陰の聖母子像。

それが希望かどうかは知らない。ただ相手を殴ることで、自らの過去も怒りも相殺していく。打ちのめしたのは憎むべき己の負だ。

「殺してやるからなあああ!」十全たるエロスが発揮される時こそ命は最も輝く。勝利したのは青臭い哲学ではなく、物言わぬ肉体だ。殴るべき目標も方法も分からない時代に新次の狂犬のような叫びが落涙を誘う。

「あゝ」なんて感嘆詞、ひとつでいい。
taka

takaの感想・評価

4.0
性描写からいる人間までとても生臭さのような臭さがあって生きる事の辛さを自分の代わりに叫んでくれているように感じてしまう。あー後編も観よう
johnnie0

johnnie0の感想・評価

4.1
なるほどなぁ、思いのほか早く終わったように感じたけど三時間近くあるんやなぁ。
空気感が寺山修司。
全体的に人物に感情移入しやすかったのかな。面白かった。