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アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男のKのレビュー・感想・評価

3.3
【オシャレな靴下を履きたくなる映画】

1960年。ホロコーストで中心的役割をはたした元ナチス親衛隊アドルフ・アイヒマンがアルゼンチンのブエノスアイレスで拘束された。この歴史的なビッグニュースの裏側に隠されていたドラマについて描かれた映画だった。

映画の舞台は1950年代後半、西ドイツ・フランクフルト。検事長のフリッツ・バウアーのもとに一通の手紙が届く。その手紙には なんと国外へ逃亡したアイヒマンに関する情報が!?はたしてバウアーはアイヒマンを捕まえて裁判にかけることができるのか!?さらに現政権に巣食うナチスの残党を芋づる式に逮捕することはできるのか!?激しい妨害を受けながらも ナチスへの復讐心に燃えるバウアーと彼の部下アンガーマンの運命やいかに!?ってはなしだった。

全体的に激しいアクションはなく おじさん同士の政治的なやりとりが続くので 画は地味だけど心の葛藤が滲み出てる感じがして面白かった。


【スコアと内訳】

スコア:3.3
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①脚本:0.6
②演出:0.7
③演者:0.6
④撮影:0.6
⑤音楽:0.8
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